個人年金を解約した理由を大公開!
こんにちはツムくんです。
今日は個人年金の契約を見直して、
なぜ解約に至ったか。
その理由と計算結果を大公開しちゃうよ!
目次
・個人年金のメリット
・個人年金の契約を見直して分かったこと
・今解約して自分で投資した場合
・まとめ
◆個人年金のメリット
まず、個人年金に入るメリットについて考えてみたよ。
メリット
- 節税効果がある
- 将来もらえる金額が決まっている
そもそもツムくんもなんで個人年金に入ろうと思ったかと言うと
- 終身雇用制度が崩壊しつつあるし、何か自分でお金をためた方が良さそう
- 節税効果もあるっぽいし
- 投資信託とかやっても増える気がしないし、確実に増える方が良いよね
って感じ。同じように思ってる人も多いと思う。
そこで今回、個人年金契約を見直そーっ!てことで、ツムくんが実際に契約していた個人年金を基に実際に節税効果がどれくらいあって、利回り何%くらいになるのか見ていくね。
◆個人年金を見直して分かったこと。
まず実際に契約していた契約内容はこんな感じ
<60歳まで>
- 毎年14万円程度の支払い
- 節税効果は年間10,800(所得税率20% 課税所得330万円〜695万円)
- 途中で自分が亡くなった場合、保険支払い金額分が戻ってくる
- それ以外で解約した場合、20年目まで解約返戻金が払込保険料より低い
<60歳以降>
- 毎年60万円を10年間受給
- 自分が亡くなっても家族が毎年60万円もらえる
実際に表にまとめてみると・・・
<60歳まで>
<60歳以降>
ここまで、表にしてみて分かったことは
- IRR(内部収益率)=1.45%
- 保険料の支払額に対する節税効果の利回りは年々下がっていく
1年目=7.55 %→ 5年目=1.51% → 10年目=0.75% - 途中でお金が必要になっても20年目にならないと元本割れする。
(20年目まで返戻率<100%) - 20年目〜33年目も途中で解約しても元本は返ってくるけど、増えてない
(インフレ率を考慮するとマイナス)
◆今(4年目)で解約して自分で投資した場合
じゃあこれから88,524円(払込済保険料額ー解約返戻金)の損が出るを承知で解約して、その解約返戻金と今まで通り払っていたお金を投資に回した時、何%で投資するとプラスにできるか検証してみたよ。
条件を合わせるために以下の前提を置いたよ。
- 4年目の解約返戻金(484,020円)を全て投資に回す。
- 4年目からスタート
- 毎年追加で投資する金額は個人年金の年間保険額ー節税効果額=
上図のCF(143,136円-10,800円=132,336円)- 60歳になったら毎年60万円ずつ引き出す。
今回検証して分かったことは
1.6%以上で運用できれば解約返戻金による88,524円の損を解消するだけじゃなく、11万円近くプラスに持っていける!!ってこと!
◆まとめ
個人年金には以下のメリットデメリットが考えられるね。
メリット
- 節税効果がある
- 将来もらえる金額が決まっている
デメリット
- お金が増えない(複利が効いていない)
- 60歳になるまでお金がもらえない
- 節税効果の利回りがどんどん減っていく
その上で、ツムくんとしては
- 60歳まで払い続けなきゃいけない(途中で解約すると絶対に減る)
- 60歳まで持っていても全然増えない。
- 節税効果による利回りが年々減っていく。
- 1.6%くらいで運用できれば損失は取り戻せる。(高配当ETFとかでいけそう)
ってことを理由に個人年金を解約することに決めました。
ここまで読んでくれてありがとう♪
個人年金を見直す時の役に立ったら良いな♪♪